感情的になる
感情をどうやって表現するべきなのか。
感情的になると、つい思ってもいないことを言って、したくもないことをしてしまう。
感情が生まれるのは自然なことで、それを表現すると言うのも自然なこと。
ただ、その表現の仕方によっては、必ずしも良い結果をもたらすとは限りません。
私は、これまで、感情抑えられずつい感情的になってしまうこともよくありました。
後に冷静になって気づくと、感情的な言動は未然に防げたのではないかと思う。
溢れ出したサイダーのようで、爆発、そのあとの溢れるマグマ、二次災害までありました。
私が最近読んだ本では、この感情的な言動を抑えるためには、感情を一旦受け止めるということが必要だ、と書かれていた。
そして、その感情をどのように表現するべきか、冷静に考える間を持つ、とも書いていた。
ここでいう感情というのは、怒りや悲しみといったマイナスの感情である。
では、プラスの感情についてはどうだろうか。
喜び、幸せ、愛情などといったものである。
これについては、素直に表現しても良いかもしれない。
私は、ここ数日、ある実験をしています。
例えば、誰かから、思いもよらぬことを言われたりされたりした場合、私は間を持って反応するように心がけている。
以前の私だったら、きっと、すぐに反応して、怒りや苛立ちといったマイナスの感情を相手に見せてしまっていたかもしれない。
しかしこの実験では、すぐには反応せず、冷静になるための間持つ。
そうすると、怒りや苛立ちといった感情は私の中には生まれるものの、相手にまで見せることなく収められるのです。
ほとんど訓練のようなもので、一度自分の中に生まれた感情を引き受け、ストンと収めると言うのはなかなか簡単なことではありません。
しかし、このような訓練を積み重ねることにより、感情的な言動を抑えることができるようになります。
すなわち、自分の感情をコントロールできるようになるということです。
ただし、私の中で、素直に率直に表現したい感情が2つあります。
それは、感謝と謝罪の気持ちです。
この2つの感情に関しては、自分の感情をそのままに表現しようと思います。
上の感情コントロールのメソッドは、素晴らしいけれど、ウソをついて、自分の感情を誤魔化しているようで、なんだか辛くなってしまうこともあるんです。
たまには感情的になるのもドラマチックでいいかもしれない。
感謝も謝罪も、感情的に、ドラマチックに、でいいかもしれない。